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ねんねトレーニングで泣かせない方法5選【元助産師が教えるかわいそうじゃないネントレ】

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「ねんねトレーニングって、泣かせっぱなしにしないといけないの?」

そう思って、ネントレを諦めているママ・パパは10人中7人くらいいるんじゃないかと感じています。

でも正直に言うと、「泣かせないねんねトレーニング」は存在します。完全に泣かないわけではないのですが、泣きを最小限にしながら少しずつ自分で眠れるようにする方法が、ちゃんとあるんです。

私は元助産師として5年間、産院で300組以上の親子をサポートしてきました。そして自分自身も、2人の子どものねんねに何度も悩みました。「助産師なのに我が子が寝ない」という、なんとも言えない経験をしながら試行錯誤を重ねた方法を、今日はすべてお伝えします。

夜泣きで眠れない毎日から抜け出すために、今夜から試せることを一つずつ見ていきましょう。

「泣かせないねんねトレーニング」は本当に効くのか

ねんねトレーニング泣かせないは効果ある?

よく知られている方法との違い

ねんねトレーニングと聞いて多くの人がイメージするのは、「ファーバー法」と呼ばれる段階的消去法です。赤ちゃんが泣いても一定時間は様子を見る、という方法で、たしかに効果は高いのですが、親のメンタルへの負担がとても大きかったりします。

一方、泣かせない系のねんねトレーニングは「フェーディング法(漸減法)」とも呼ばれ、親の関わりを少しずつ減らしていくアプローチです。ゆっくり進むぶん時間はかかりますが、赤ちゃんへのストレスも、親の心の痛みも、ずっと少なくて済みます。

ポイント

「泣かせない」は「泣かない」ではない。泣きを最小化しながら、赤ちゃんが自分で眠る力をゆっくり育てる方法です。完全に泣き声ゼロを目指すわけではないことを、まず理解しておきましょう。

何日で効果が出るの?正直な目安

個人差はありますが、フェーディング法の場合、2〜4週間かけて少しずつ変化が出ることが多いです。ファーバー法のような「3〜5日で劇的に」は期待しにくい方法ですが、焦りや罪悪感と戦わなくていいぶん、継続しやすいのが最大のメリットです。

「どれくらいで成功するか」より「どれだけ続けられるか」のほうが、じつは大切だったりします。最初の1週間で少しでも変化があれば、それはちゃんと前に進んでいるサインです。

泣かせないねんねトレーニング5つの方法

泣かせないねんねトレーニングの方法

方法1:寝かしつけポジションをゆっくりずらす(フェーディング法)

いまの寝かしつけが「抱っこしながら完全に眠る」なら、次のステップへ少しずつ移行していきます。

順番はこんなイメージです。

抱っこで眠る → うとうとしたら布団に降ろす → 布団で背中トントンしながら眠る → トントンをゆっくりやめる → そばにいるだけで眠る → ひとりで眠る

一つのステップに3〜5日かけるのが目安です。焦って次のステップに進もうとするのが、失敗パターンの典型例だったりします。赤ちゃんのペースに合わせながら、「今日は昨日より少し早く寝たな」という小さな変化を大切にしてみてください。

ねんねトレーニングの始め方を月齢別に詳しく知りたい方は、ねんねトレーニングは何ヶ月からOK?月齢別の始め方と失敗しない4つのポイントもあわせて読んでみてくださいね。

方法2:ねんねルーティンをとことん固定する

赤ちゃんは「次に何が来るか」がわかると、安心して眠りに入れます。それこそ、「お風呂→マッサージ→授乳→暗い部屋→ホワイトノイズ→眠る」という流れを毎晩同じ順番・同じ時間で繰り返すだけで、寝かしつけ時間が半分以下になる家庭も多いです。

ルーティンの長さは15〜30分が理想です。長すぎると赤ちゃんが疲れすぎてしまい、逆に寝つきが悪くなりがちです。短すぎると脳が「もう寝る時間」と認識できません。

✕ NGな例

毎日バラバラな順番でお風呂・授乳をしている。その日によって寝かしつけが21時だったり23時だったりする。

◎ 正しい例

毎晩19時30分〜20時にはルーティン開始。お風呂→着替え→授乳→ホワイトノイズ→「おやすみ」の声かけ、と固定している。

方法3:「かわいそう」をやめる思考シフト

ねんねトレーニングを諦めてしまう最大の理由は、「かわいそう」という感情です。泣いている赤ちゃんを見て罪悪感でいっぱいになり、途中でやめてしまう。これが一番多い失敗パターンです。

でも、少し視点を変えてみてください。

赤ちゃんが自分で眠れるようになることは、赤ちゃん自身の「安心して眠れる一生の能力」を育てることでもあります。今夜少し泣いても、数週間後に毎晩スムーズに眠れるようになるなら、それはかわいそうどころか、赤ちゃんへの最高のプレゼントです。

私自身も、長女が生後7ヶ月のとき、泣き声を聞きながら廊下で泣いていた夜があります。でも3週間後、部屋を出て5分で眠るようになった娘を見て、「あのとき諦めなくてよかった」と心から思いました。

夜泣きが激しいときの「泣かせない」対処法

夜泣きが激しいときの対処法

夜中に目が覚めたとき、まず2分待つ理由

夜泣きの赤ちゃんが泣いたとき、すぐに駆けつけたくなりますよね。それは当然の親心です。でも、2分待ってみるだけで自然に再び眠ることがあるのをご存知ですか。

赤ちゃんの睡眠サイクルは大人より短く、約45分ごとに浅い眠りと深い眠りを繰り返しています。この「浅くなったとき」に少し泣き声を出すことがあるのですが、これは完全に起きたわけではないことが多いです。すぐに抱き上げてしまうと、逆に完全覚醒させてしまうことがあったりします。

「2分待って泣き声が大きくなるようなら対応する」というルールを決めておくと、不要な夜間授乳や抱っこを減らせます。

ホワイトノイズ+薄暗い環境で泣きを落ち着かせる

泣いている赤ちゃんに有効な環境づくりとして、ホワイトノイズ(雨音・換気扇・ヘアドライヤー音に似た単調な音)は科学的にも睡眠への効果が認められています。

赤ちゃんはお腹の中にいたとき、常にざわざわした音に包まれていました。静かすぎる環境はかえって落ち着きにくいことがあります。60〜65デシベル程度(掃除機よりは静かな程度)のホワイトノイズを流しながら、部屋を暗くした状態で様子を見てみてください。

豆知識

ホワイトノイズのアプリはスマートフォンで無料で使えます。「ホワイトノイズ」「雨音 睡眠」などで検索すると、赤ちゃん向けのアプリが多数あります。専用機器(スヌーズ・ドックなど)を買わなくても試せますよ。

夜泣きの原因別対処法をもっと詳しく知りたい方は、夜泣きはいつまで続くの?月齢別の原因と今夜から試せる3つの対処法もあわせてご覧ください。

ねんねトレーニングをかわいそうと感じないための心の持ち方

ねんねトレーニングをかわいそうと感じない心構え

「泣かせない」と「泣かない」は別物だと知る

ここで大切なことを一つ。ねんねトレーニングで泣いている赤ちゃんを「かわいそう」と感じるのは、愛情があるからこそです。その感情はおかしくないし、正直とても自然なことです。

ただ、泣いているすべてが「苦しみ」ではないことも知っておいてほしいのです。赤ちゃんが新しいことを学ぶとき、少しの抵抗が生まれることがあります。それは子どもが成長するときの自然なプロセスです。

大切なのは、泣かせっぱなしにしないこと。側にいて、声をかけて、安心を伝えながら進めること。それが「泣かせないねんねトレーニング」の本質です。

パートナーと役割分担して一人で抱え込まない

ねんねトレーニングが長続きしない原因の一つが、ママ一人が全部抱え込んでしまうことです。夜中に赤ちゃんが泣くと「自分が対応しなければ」となりがちですが、パートナーにも夜間担当の時間を作ってもらうことで、親自身の疲労が全然違います。

疲れたまま寝かしつけようとすると、つい感情的になったり、途中でルーティンを崩してしまったりします。親が穏やかでいられることが、じつはねんねトレーニングの一番の成功因子だったりします。

月齢別・泣かせないネントレ開始の目安

月齢別ねんねトレーニング開始の目安

生後4〜6ヶ月:ルーティンづくりを始める時期

この時期はまだ「泣かせない系のトレーニング」に本格的に取り組む必要はありません。それよりも、毎晩のねんねルーティンを固定することに集中してください。

具体的には:お風呂→授乳→暗い部屋→ホワイトノイズ→眠る、という流れを毎晩同じ時間に行うだけで、6ヶ月ごろには赤ちゃんが「このパターンが来たら眠る時間だ」と学習し始めます。

この時期に無理にセルフねんねを目指す必要はないです。ルーティンの土台を作ることが、7〜8ヶ月以降の本格的なネントレを成功させるための準備になります。

生後7〜12ヶ月:フェーディング法の最適期

夜泣きのピークを過ぎ始め、かつ昼寝のリズムも安定してくるこの時期が、泣かせないねんねトレーニングのゴールデンタイムです。

フェーディング法を始めるなら、まず昼寝での寝かしつけから試してみるのがおすすめです。昼間のほうが親のメンタルに余裕があり、失敗しても夜のねんねに影響しにくいからです。昼に成功したパターンをそのまま夜に移植する、というやり方が一番スムーズに進みます。

また、この時期は分離不安が出始めることもあります。「姿が見えないだけで泣く」という状態でネントレを始めると難易度が上がりがちです。日中に「いないいないばあ」などで「いなくなっても戻ってくる」を繰り返し体験させておくと、夜の分離も少し楽になります。

まとめ:泣かせないねんねトレーニングで、今夜から始めること

ねんねトレーニングまとめ
今夜から試せる5つのポイント
  1. 寝かしつけポジションを一段階だけゆっくりずらす(フェーディング法)
  2. 毎晩のねんねルーティンを15〜30分で固定する
  3. 夜泣きは2分待ってから対応する(自然再睡眠を待つ)
  4. ホワイトノイズ+暗い環境で泣きを落ち着かせる
  5. パートナーと役割分担して一人で抱え込まない

ねんねトレーニングは「かわいそう」なことではありません。赤ちゃんに「自分で安心して眠れる力」を育ててあげることです。

完璧にやろうとしなくていいです。今夜一つだけ試してみてください。小さな変化が、一週間後に大きな結果につながっていることが多いです。

眠れない夜が続いて、体も心もボロボロになっているあなたへ。毎晩赤ちゃんのそばで頑張っているその姿は、ちゃんと赤ちゃんに届いています。

林さちこが、今夜もそばに寄り添っています。

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